えちまにはかた

2018/03/12

北海道旅8日目 犬ぞり最高!

北見のホテルを8時前に出る。
朝食はビュッフェ形式なんだけど、海鮮丼がある。
サーモンとイクラとカニがてんこ盛りあって、ご飯に自由にのっけていいんだ。さすが北海道。朝から食べ過ぎる。

遠軽へ。ナビをセットしていつも思う。
100キロとか150キロとか…でも信号もない、車もいない。
雪が多いとそんなにスピードは出せないけどね。

千歳空港から、もうすでに1400キロ走った。


out  rider 。犬ぞりツアー専門。
廃校の小学校が基地だ。




わあっ、いるいる。ハスキーやオオカミ犬がいっぱい。

人懐っこくてかわいい。でも、いかにもオオカミっぽい顔の子もいる。
こんなのに山で出会ったら、絶対にこわいよ。オオカミだもん。



犬にハーネスをつけたり、そりの鎖に犬をつけたり、全て自分でやる。



簡単な練習で、もう出発。
メンバーは東京の男女2人と島根の女の子1人と私達2人。
マスターがバギーで先頭を走る。その後に5台の犬ぞり。
ひとつのそりを4匹の犬で引っぱる。

出発は「ハイク!」止まれは「ウオ~!」
急に勢いよく走り出すので、いきなり振り落とされた!










4針縫った右手。抜糸はまだだ。
帰ってゴルフできるかなあ、なんて心配したけど、これはなかなか過酷で重労働だ

犬ぞりなんて、風を切って走って寒いのかと思いきや。
カジとりや登りでは足でこいだり、暑い!

慣れてくると、これは楽しい!
ハンドルはないから、カジとりは足でやる。
右の斜面を落ちそうになったら、必死で左に体重をかける。
やりすぎると左に倒れそうになる。私の後ろの男の子は何回も投げ出されてた。
これ、ドンくさいおばちゃんは無理だよ。意地でも落ちないぞ!

2時間走り回って帰って来た。疲れた。これは明日筋肉痛間違いなしだ。楽しかった!

がんばってくれた20匹の犬たちを、一匹ずつ自分の名前の小屋まで連れて行ってつないでやる。引っ張る力がけっこう強い。

モンゴルのゲルがある。そのテント中で、ランチ。







外は氷点下だけど、中はあったか~い。
鹿肉ミンチのボロネーゼとリンゴ。
おいしかったけど、私が作るミートソースには勝てないね。



犬は皆で45匹いるそうだ。
名前なんてとても覚えられない。
私のそりは、ラック、チョッパー、ガンバ、トト。
よく走るいい子たちだった。


犬たちは雪のある間はお仕事。
4月から雪が降る秋までは、暑さが苦手なので木陰でのんびりしてるそうだ。

夏はドッグフード、冬は鹿肉を食べるそうだ。
鹿肉を缶詰に加工する工場からタダで捨てるところをもらってくるそうだ。
冷凍のカチカチのまま食べるんだって。

戸外では、とにかくなんでも凍る。
凍っては困るものを冷蔵庫に入れるんだ。


今日はマイナス2℃ぐらいであったかい。
犬たちに別れを告げて旭川に向けて出発。
又100キロ走る。花粉症の薬を飲んだ。眠い…

旭川へ来たら、ジンギスカン大黒屋。
相変わらず行列のできる店だ。夜9時。まだ並んでた。平日だよ。安いうまい!




今日も充実の一日だったな。

あ、ランチ付きの犬ぞりツアー。5時間ぐらい。ひとり19900円。安くはないな。
2人で40000円だもんね。楽しかったよ。

明日の夕方のヒコーキで帰ります。


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